GNSSエラー表示「初期化中」はコマツICT建機が正しい位置情報を算出できない時に発生するエラーです。
下記のフローチャートに沿って診断を行い、必要な処置を施すことで「初期化中」エラーが改善される場合があります。
処置について
【処置①】
表示されているエラーコードをご確認下さい
【処置②】
必要な使用衛星にチェックし、マスク角の設定を確認して下さい。
GNSS受信機によるチェック可能な衛星は下記の通りです。
MC-R3:GLONASS(必須)
MC-I4:GLONASS(必須)BEIDOU、GALIREO、QZSS
一般的には、使用衛星の種類を増やすことによって、補足衛星数が増加し、FIX率が向上します。
手順
- 衛星マークチェック
- 拡張設定タブに切り替え
- 使用するGNSSチェック
【処置③】
レシーバの初期化をタップすることで、アルマナック情報などの衛星軌道情報を初期化します。初期化後は、最新のアルマナック情報の再取得・再計算を行いますので、改善する場合があります。
またエンジンの再起動も有効です。
手順
- 衛星マークチェック
- 情報タブに切り替え
- レシーバ初期化チェック
マスク角は13度がデフォルト値となっています
手順
- 衛星マークチェック
- 衛星タブに切り替え
- マスク角13度に変更
【処置④】
下記記事を参考に、正しいマウントポイントを選択しているか確認して下さい
【処置⑤】
ジェノバ社の衛星飛来予測ページからPDOP値を確認し、悪化していないか確認して下さい。
DOPとは衛星配置の良し悪しを係数で表したものです。
PDOP(positional DOP)は水平位置、高さに関する係数であり、数値が大きくなるほど、精度は低下します。
【処置⑥】
下記記事を参考にマルチパスの影響のない場所に移動してください。
【処置⑦】
現在利用している補正情報サービスに、障害や異常が発生している可能性があるため、他の補正情報に切り替えて変化があるか確認して下さい。
弊社で提供するNtripサービスにはドコモ位置情報サービスとソフトバンク高精度測位サービス ichimillがあります。その他弊社で提供はしていませんが、jenovaやテラサットがあります。
設定は【処置⑤】を参照して下さい。
【処置⑧】
簡易診断では原因判別できず、詳細な調査が必要となります。
代理店担当者へご相談下さい。
【処置⑨】
固定局の衛星捕捉状況を確認して下さい。移動局の捕捉数と乖離している場合や、衛星数が少ない場合は、使用衛星数の設定変更や固定局設置場所を移動を実施してください。
また固定局はマルチパスの影響を受けない場所に設置して下さい。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。